後輩とご飯へ
後輩とご飯に来たのは、
会社近くにある居酒屋。
全くおしゃれではないが、
魚料理が美味しく落ち着く大衆居酒屋だ。
二人ともビールを頼み
「お疲れ様~!!」

「マユリさん、
本当本当にお疲れ様でした」
ぷは~。
大仕事の後のビールは格別の美味しさ(^_^)
このキンキンに冷えたビールの
のど越しで疲れていた心と体が癒えていく。

「マユリさん
今日は申し訳ありませんでした」
「大丈夫だよ。気にしないで~」
(本当はめちゃくちゃ根に持ってるけれどさ…)
些細な言葉
後輩君とは、
仕事中は真面目な話しかしないが、
飲みに行くとプライベートの話をする程仲が良い。
「魚が美味しい~
最近のどぐろにはまっててさぁ」
(おっさん)
「魚もいいけど、
僕まだ断然肉派ですね。
マユリさんは、
若い頃も魚よく食べてたんですか?」
えっ…
若い頃‥?(^_^;)
まぁ…確かに後輩君からみたら
私は年上だし、若いとは言えない年齢だけど、
あまりにもさらっと言われて
びっくりしたぞ‥(#^ω^)ピキピキ
お~い!!
ナイーブなお年頃なので
言葉は謹んで欲しいよ( ;∀;)
後輩君も、
失言と思ったらしく
顔が引きつっている。
「マユリさん
最近どうですか~?」
(話の展開を強引に変えようとしている)
「最近?
特になにもないよ~」
あ、そうだ。
長谷川さんの件、
後輩君の意見を聞いてみようかな…

「あのね…
友達の話なのだけど
好きな人とデートをしていて
好意は感じられないけれど
ボディタッチはしてくるんだって。
これってその男性の
意図はなんだと思う?」
後輩君はしばらく考えた後、
重い口を開いた。
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