パーティー開始
司会「トークタイム開始です~」
あわぁぁぁ…

①文句を言い、あの時非礼を謝らせる
②もう忘れたフリをして別人の様にふるまう
③話す価値なし、無言で体力温存
もうトークタイムが始まってしまったよ。

お互いに目を合わせた時の事でした。
城田さんの目が泳いだのを
私は見逃しませんでした。
絶対に気付いている!!
以前された事に対しての
怒りがふつふつ沸いてきてしまった。
「……何にもお話する事はありませんよね?」
「あぁ…」
やはり、
奴は気が付いていた。
燃え上がる怒り
まぁ…
私は被害に遭った側だ。
城田さんの方だろう。
プロフィールに目を通して時間をつぶすか…。
(* ̄m ̄)プッ
「あなた、嘘つく人は嫌いですって
プロフィールに書いてあるけど、
自分が出来ていない事を相手に
求めるの止めたらいかがですか?」
あぁぁ…

やってしまった!
これでは①じゃないか…。
今日は喧嘩をしに来た訳ではない!
体力を温存するんだ!!
「はぁっ!?
あなたこそ、
きちんと話し合いが出来る関係が理想ですって
話し合いをしなかったのはどちら様ですか?」
え…?
そもそも
城田さんがご飯約束した当日に
何も言わずにLINEブロックしたんだよ…。
話し合いする以前の問題ではないのか?
話し合うどころか、
無言で逃げたのはあなたですが…。
記憶喪失にでも
なられてしまったのでしょうか?
むしろなぜ被害者面しているんだ?
……プチンッ(ꐦ°᷄д°᷅)
「あのさぁ…
約束した事を勝手に反故にして
ブロックして逃げたのはあなたでしょ?
その事については謝ってもらえますか?」
「〇■▼eieysos#€$~
(興奮し過ぎて何言っているのか分からない)
…ごめんなさい」
あらっ、
意外に簡単に謝られたので拍子抜け…( ゚д゚)ポカーン
私達の声がヒートアップし
声が大きかった様で店員さんが様子を見に来る。
危ない、危ない!
今日は喧嘩をしにきたのだ訳ではない!
出会いを探しにきたのだ。
他の殿方に聞かれない様に
細心の注意をしなければいけない。
冷静になるんだ、私!
そう思っていた時でした…。
城田さんが
謝らされた事に対して、
自身のプライドが
傷つけられた怒りなのか
暴走し始めました。
「そもそも、あれ何年前?
そんな前の事覚えているなんて、執念深いですね」
「つ~かまたパーティーに参加して
そんなにモテないの?」
「俺、別の人だったらきちんとご飯に行っていたから!
あなただからバックれたの!」
売れ残るんだよ」
「言っておくけど、
俺全く悪いと思ってないから~
だから今日も参加しているの!!